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突然のヒューマン・アクション

「ヒューマン・アクション =人間行為の経済学= ルードヴィヒ・フォン・ミーゼス著(春秋社)村田稔雄訳」が届きました。
世界各国の言語に翻訳されている自由主義哲学の名著です。
帯には「経済を動かしているのは見えざる神の手ではなく、ひとりひとりの行為である!」と書かれている。

訳者の村田稔雄先生は、ミーゼスのニューヨーク大学時代の愛弟子。
当然、ハイエクやフリードマンと兄弟弟子という大人物です。
縁あって、村田稔雄先生には2006年4月26日(水)にJTR主催の国会勉強会で講師を務めていただきました。
当時、村田先生の訳された1991年版ヒューマン・アクションは絶版。
ネットの古本市場で探すと、なんと600,000円!
こんな重要な本が手に入らないのは悲しいことだと、Y教授と連れ立って村田先生のご自宅まで押し掛け、再版のご努力をお願いしました。
あれから約1年半。
春秋社の創業90周年記念出版として再版されました。
村田先生、有り難うございました。
Y教授、縁の下の力持ちはあなたです。お疲れさまでした。
減税男としては、とても思い入れの深い本になりました。

まず、午前中に村田先生から贈呈本として一冊届きました。
そして、午後に春秋社に事前申し込みをしていた3冊が突然届きました。
1160ページの書籍ですから、価格も12,600円と少々高めです。
突然代引きで届いた12,600円×3冊に顔面蒼白の減税男でした。

出版総数も少なく、すぐに売り切れになってしまうでしょう。
早めに家宝として、ご購入をお勧めします。

政局にシラケきった納税者たち

政局で盛り上がるのは国会議員、とりわけ今は「衆議院議員」。
国会をみていると、あまりにも民意と乖離して発展的でない。
こうしている間に、コソコソと政府官僚は焼け太りを続ける。
被害者は国民、市民である。
しかし、国民は「自分のことは自分でなんとかしなければいけない」という、ごく当たり前のことにしっかりと気づき始めている。
「再配分の論理」で議席を得てきた政党は、国民の気づきで終焉を迎える。
しかし、次の選択肢も「再配分の論理」ならば、その先も国民にとっては不幸極まりない。
「誰かから搾取して、誰かに配るのが政府の仕事」であり、それに伴う「規制(法)」をコントロールするところに社会主義者たちの旨味がある。
規制(法)を増やし、公務員数は増大し、さらに規制(法)を増やす。
公務員でいることに旨味があり、大きな「利権」なのだ。
肥大化しきった政府には財政規律などは存在しない。
いきおい、増税の必要を訴える。
増税の必要など一切ない!
すでに日本国民は充分すぎるほどの税を支払っているのだ。
「これでやれ!」だ。

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