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ご紹介「漫画・隷属への道」

受け取ってはいけない金を受け取らないシンクタンク。
IFF自由経済研究所。
http://web.mac.com/catallaxy/IFE/IFE_Top__.html

ハイエクの名著「隷属への道」漫画版は1950年にLook magazineに掲載された。
漫画「隷従への道」日本語版を「自由経済研究所」がホームページ上に発表した。
F.A. v. HAYEK INSTITUTのSecretary GeneralであるBarbara Kolm氏も絶賛!

漫画『隷属への道』
http://web.mac.com/catallaxy/IFE/Movie.html

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以下、自由主義研究所のホームページより転載

隷従への道
ハイエク1944年の著作。
1945年の4月から5月にかけてこの本は、ベストセラーとなった。
1950年にLook magazineに掲載されたのがこの漫画。

フリードリヒ・ハイエク
Friedrich August von Hayek
1899年5月8日 - 1992年3月23日

ハイエクは「自由とは、強制の無いこと」と定義した。

ハイエクは、ケインズとも親交があった。
ケインズは、 ハイエクと次のような会話をした。
「1930年代には私の着想はひどく重要だった。
インフレとたたかうという問題はなかったから。
しかし、ハイエク、任せておいてくれよ。
私の着想はすでに時代遅れになった。
私は、世論をこんな風に”指を鳴らして”変えてやるよ。」
ケインズが、亡くなる6週間前のことである。
スティーヴン・クレスゲ編 嶋津格約『ハイエク、ハイエクを語る』
名古屋大学出版会,2000,p.94

そして、次のようにも語っている。
「政府で仕事をした経済学者は、政府で仕事をする結果として堕落する。」
同書,p.99。

帰国しました

日本時間午後2時頃に成田空港に到着。
エコノミークラスで13時間30分、無事に帰国しました。
成田空港にはJTR会員のMさんが出迎えてくれて、Y教授(別ルートでしたが成田到着はほぼ同時刻)と減税男と荷物を運んでくれました。
ユダヤのタルムードという本の中に、「(はちみつが)いくら甘いからといって、全てを舐めてしまってはいけない」という諺があります。
最初は遠慮したのですが、真心のお申し出でしたので甘えてしまいました。
本当にありがとうございました。
本来であれば重たい荷物をいくつも抱えて(減税男になってから旅行用バッグなどは買えない)ボロぞうきんのようになりながら自宅に帰らねばならないものを・・・。
感謝です。

さあ、今回の全行程はたいへん実り多きものでした。
最近は種蒔きだけではなくなってきたようです。
今から11年前の1997年にワシントンDCに Americans for Tax Reform の Grover Norquist 氏を有志4名+2名で訪問して以来、「種蒔き」を続けてきました。
「こういった仕事は時間がかかるものと心得なさい」という Leadership Institute のMorton Blackwell 会長の言葉、よく理解できる年齢になりました。
ヒトには会ってみて、一度は受け入れてみて、沿ってみないと分からないものです。
ヒトの人生には、自分と同じくらい驚くような体験や気づきがあるものです。
しかも、ヒトという生き物は相対的な関係を構築しながら社会構築する生物です。
良くも悪しきも諸行無常を感じます。
明日の「水曜会」では、まとめが出来ていないナマモノの報告となります。

ところで、日本にいない間に。
どうやら財務官僚と一部の既得権益政治家と補助金だよりの時代遅れの田舎の土建屋さん。
暫定税率ほか復活の採決を強行しそうな雰囲気です。
「公共政策の決定」には完全なる透明性と、基本哲学となるべき「誰のために」が重要です。
ある意味「ばれちゃった透明性」と「官僚OB と道路族議員と公共工事に巣くう時代遅れの業者のため」というハッキリした構造です。
採決した時点で自由民主党は暫くぶりに下野することになるでしょう。
公明党は盲目的な創価学会員以外の票は歯が抜け落ちるように減っていくでしょう。
「道路特定財源を一般財源に」と言う舌と、「もう一枚の舌」が世間に丸見えです。
TVニュースで「和歌山県には道路が必要です!」っていうプラカードをかざしたデモ。
いかにもな人たちが動員されていました。
先頭にいた二階俊俊博衆議院議員。
経済産業大臣時代にASEAN会議のためにプレゼントの1億ドルを決めてきたマレーシア。
日本の報道機関は一切触れなかったので、以前のブログで書きましたが。
会議の開催でどうやって1億ドル(100億円)を使うのだろう?
100年くらい参加国は登録料なしで豪華な会議が開催できそうです。
「(外遊で)政治家は援助を約束し、納税者は払う」ですか?
会計報告はナシですか?ポケットマネー?
そもそもどこから出たお金だったのでしょうか?
その二階さんが先頭に立ってのデモですから説得力ありますよね!

ATLANTA第七日目

現地時間4月27日(日)午後6時を廻ったところです。
今日は朝食終了後、市内観光でした。
市内観光といってもATLANTA市内をバス車内からといった感じ。
その後、コカコーラ本社?へ。
コカコーラの本社はATLANTAだったのですね。
見学コースを一通りまわってホテルに戻りました。
この時点でホテルをチェックアウトする参加者が大勢いました。
みんなニコニコしながらバイバイ!
数名でランチを食べるためロビーで待ち合わせしていたのですが。
片隅で長いすに足を投げ出し、Macをいじっている白髪ショートカットの淑女が。
なななんと!
ATLAS Foundationの創設者 Sir. Anthony Fisher の娘さんが!
娘さんといっても当然、減税男よりず〜と年上です。
ご挨拶させて頂きました。
Japanese for Tax Reform ?
No Tax is good !
と、マジメな顔していっていました。
素晴らしい!
その後、昼食を兼ねて5人でジョージア水族館に行ってホテルに。

実は信じられないような話しなのですが。
ホテル側の都合で3回も部屋を変えさせられました。
実名公表「Sheraton Atlanta」。コンフォータブル(快適)という評価を手に入れるには5000年くらいかかるかもしれませんね。
減税男とかたらくし教授は経費節減のためルームシェアなのですが。
ここまで移動させられると疲れは倍増です。

明日は帰国です。
到着は29日(火)です。
水曜会はやりますよ。

コンフィデンシャルなお話しはネット上には載せられません。
中途半端な報告と嘆かないでください。
JTR会員には後ほどご報告申し上げます。
次のBLOG「今日の減税男」は帰国後に。

ATLANTA第六日目

現地時間4月27日(日)午前4時になるところです。
時差ボケと禁煙は継続中です。
昨日は全会議日程が終了し、参加者はプールサイドで軽い食事をしながら交流を深めました。
表記できないほど、新たな広がりが出来ました。
そして今は内緒ですが、かたらくし教授はとっても大きな収穫があった」とだけご報告。のちほどご本人から何らかのアクションがあるでしょう。
結局、100枚以上持ってきた英語の名刺は品切れで、日本語の名刺の裏に手書きして名刺交換をしました。
CATO研究所の若手職員やリーダーシップ研究所の職員も、どうやら私のことを知っていたようで名刺交換に来ました。
世界納税者連盟のビヨンさんも沢山の人にご紹介することが出来ました。
JTRとは趣旨のチョット違うところはありますが、日本から同行した「不公平税制をただす会」の北野弘久日本大学名誉教授も驚いていたようです。
世界中からシンクタンクや政治活動家が集結している会議。
この会議にはバッジを付けた議員は一人も参加していません。
これが凄いところです。
日本も見習うべきところです。議員が権威だと考えるのは間違いです。
彼らは再度バッジを付けたいだけの「パートタイマー」なのです。

ですから、われわれ愚民もお任せ民主主義、だれかがやってくれるだろうという考えは捨てるべきです。
少しばかりの知識で、あるべき論を振りかざすのも結構ですが「自分に何が出来るか?」を考え「行動すること」が必要なのです。
社会のムードを変えるには、自らを明らかにし、先頭に立って行動する必要があります。
ここに参加している人たちは、自国において、いくつものリスクと戦いながら真の自由への変革のために、自らの大切な時間を捧げている尊敬すべき人たちなのです。
一歩一歩しか進めませんが、JTRも確実に前進を続けています。

29日(火)に帰国しますが、暫定税率は復活(増税)なのでしょうか?
ご注目あれ!

ATLANTA第五日目

現地時間4月26日(金)午前1時です。
今日はヘリテイジ財団・アトラス財団・世界納税者連盟の3組織の会議がたて続きです。

ヘリテイジ財団の朝食ミーティングから始まりました。
ビデオ上映「自由の誕生」などもありました。
朝食を食べ、ビデオを眺めていたら、まだ続いている時差ボケが。
部屋の戻って仮眠したり、チャットで日本と会話したりしていました。

ATR全米税制改革協議会(財団部門)提供の昼食はアトラス財団が会場設営です。
午後2時からは世界納税者連盟の総会です。
サクサクと議事進行され、参加団体が自己紹介しました。
五大陸の全てから参加しています。
兄弟分のKTA韓国納税者協会が参加していないのでチョットさみしいです。
どうやら「イベントがある」とのことですが、李明博大統領就任と保守派が議会で多数党になったこともあり、いろいろと忙しいのでしょう。
初日に続きJTR日本税制改革協議会も「日本のホントのこと」を喋っちゃいます。

午後7時からヘリテイジ財団による2008年度のAnthony Fishers Awards 授賞式と夕食会がありました。世界各地で自由主義を広める活動を積極的に行い、将来性のある組織が受賞しています。
壇上ににあがる受賞者は、誰もがキラキラと輝いて見えます。
危なげのないところでチョロチョロして、誰かから盗んできた知識で理論武装し、大衆を惑わす人たちは日本だけではなく世界中にいるのです。
そんな生き方も否定はしません。
恥と思わないのなら好きなように生きたらいいです。
「自己の正義と信念に基づき、誠実に自由を民の手に取り戻す行動をしている闘士たちですから、輝いて見えるのでしょう。
夕食会がお開きになっても会場は沢山の旧交を温めるグループや、新たな友人づくりに駆け回る人たちでいっぱいです。
そんな中に減税男とY教授は今になるまでおりました。
明日もスケジュールが立て込んでいる上に、Y教授にプレゼンテーションの依頼が。
内容の再構築を深夜までやっています。
そろそろ、寝ることにしましょう!

驚き、桃の木

ATLANTAは桃の木が有名らしい。
昨日のランチでご馳走になった、桃の紅茶がとても美味しかったです。
それと昨日のサンデー・スプリングス市での打ち合わせ。
兵庫県加西市長のMayer Nakagawa が何回も出てきました。

ATLANTA第四日目

現地時間午前11時です。
昨晩は時差ボケ5時間の睡眠を経て、今朝の朝食会議から。
朝からこんなに濃い人達が数百人も集まって・・・。

考えてみれば、昨年のフィラデルフィアに本来であればY教授も参加していたはず。
昨年、Y教授は緊急の用事が入って直前にキャンセルしたのでした。
もし、昨年Y教授も参加していたなら・・・と考えると。
昨年出来ていたであろう数十人の友人と再会し、更に友情を深めていたはずでした。

今、会議を抜け出してブログしています。

ATLANTA第三日目

現地時間4月25日(金)午前2時です。
昨日に続き長い長〜い、一日でした。
今日はホテルから車で30分ほどのサンデー・スプリングス市に視察。
こんな時に限って、ホテル側の都合で部屋を変更したいとのことで、朝からバタバタ。ここはアメリカのホテルですから「荷物はそのままで結構です、すべて移動しておきます」って言われても信用できないよね。
などとY教授と言いながらタクシーで出発!
午前10時にサンデイ・スプリング市役所に到着。
日本の砂上の楼閣のような「お役所」の建物を想像しないでください。
賃貸ビルの貸しフロアーです。ビックリでしょ?
視察に来た理由がここにあります。
入り口で出迎えてくれたのはオリバー・ポーター氏。
打ち合わせにはCH2M HILL OMI社のリチャードさんとシティ・マネージャーのマクドナウさんが参加。
その後、市長さんと面談。いろいろな話しで大盛り上がりでした。
JTR会員のFさんからの紹介もあって懇切丁寧に説明をしてくれました。
お世話になりました。
Fさ〜ん、ありがとうございます。
帰国後、報告をさせて頂きます。
結局、ランチまでご馳走になり、打ち合わせや見学で夕方になってしまいました。帰りはラッシュアワーというアドバイスを受けて電車でアトランタへ。
帰ってからがやっぱり大変なことになっていました。
予想していたとおり、「お部屋難民」に。
すったもんだで結局は落ち着きましたが二時間近くロスが出てしまいました。
まあ、その後は会場に戻り夕食から参加。
夕食といっても世界各国からの参加者で1,000人は会場にいるでしょう。
日本人は減税男とY教授だけです。
昨年は減税男一人での参加でしたから「日本からの参加者は前年比200%だ」。
面白いことになぜか知り合いが増えて、ほぼ各テーブルに知った顔があります。
結局、部屋に戻ってブログ書き込みは深夜です。
もう眼を開けていることが出来ません。
おやすみなさい!

ATLANTA第二日目

現地時間4月24日(木)午前0時35分。
長い一日でした。
モーニングコールは午前6時にお願いしたのに、時差ボケで3時頃から眼が醒めてしまいます。
午前7時に朝食と北野先生が言っていたのですが。
どうやら朝食は公式スケジュールに入っていないようです。
まあ、喫茶みたいなところで北野先生ともビヨン氏とも会うことが出来ました。
パンケーキとコーヒーで簡単に朝食を済ませて集合会場へ。
9時に会議はスタートですが、参加者が・・・。
しかし、議長を務めるビヨン氏はポジティブシンキング。
スケジュールを淡々とこなして、2010年までの役員も決定しました。
昼食を少し早めてCNNネットワーク(実は本局がアトランタなのです)が近いからと、みんなで急遽見学に。一階のフードコートでワイワイと食事です。なんか遠足のような気分。
食事中にも巨大スクリーンが見えているのです。
ニュースで突然「今日はTax Freedomdayです」と流れ始めました。
おおっ!さすがにアメリカでは「納税者の日」はメジャーです。
見学も終わり、ホテルに戻って会議を再開。
さて、いよいよY教授の講演が始まります。
朝とは状況が変わっていて人数も増えています。
ドイツ、フランスやポーランド、ウガンダのメンバーまで。
ハラハラ、ドキドキの減税男(自分でやるよりもドキドキ)を尻目にY教授の講演のほぼ一時間は大うけでした。
演題は「なぜ税を支払うのか? 市場対政府」でした。

休憩時間を挟んで、続いて夕食とレクチャーが。
この時間をターゲットにして集まってきた人達が多かったようです。
このような集まりになると減税男は友人が多いです。
本日の全行程が終了し、部屋の戻ったのは22時。
そこからブログを書こうと頑張っているのですが、なぜかネットが繋がりません。なので、この日記がアップされるのは24日の午後でしょうか?
さあ、明日は午前10時にサンデイ・スプリング市の視察が入っています。

ATLANTA第一日目

現地時間23日(水)7時10分。
時差ボケで減税男もY教授もほぼ寝ていない状態です。
今日から第一日目がスタートです。
今日はAPTU(アジア太平洋納税者連盟)から始まります。
会長のビヨン・タラス・ワーバーグ氏とは、ほぼ半年ぶりです。
ビヨンさんはスウェーデン納税者連盟の創設者です。
あの大きな政府のスウェーデンは減税政策を次々と打ち出しています。
昨年の「富裕税廃止」、今年から「固定資産税廃止」です。
最近、日本で「福祉国家のスウェーデンでは・・・」というフレーズ。
テレビに出てこないでしょう?
これが理由なのです。
世界中で「税の縮小競争」が進んでいます。

日本では?を今日は説明しなければなりませんね。

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