経行をつむ!
経行は「きんひん」と読みます。
お坊さんの修行です。
直立歩行で、足の裏の長さの半分ずつを相互にすり足で進みます。
これって文章で説明するのは難しいですね。
ホント、現代社会では苦痛にも感じます。
さて、何かっていうと。
減税男の叔母は現在72歳。
先頃、連れ合いを亡くし、すこし(かなり?)ボケが入っています。
数十年ぶりに見た叔母には若い頃の溌剌とした面影はありませんでした。
一緒に近くのファミレスで食事。
まず、ファミレスに入るための入り口段差で一苦労。
足があがらず、つまずいてしまうのです。
テーブルの高さも、介護を必要としている老人には僅かに不便。
その叔母が無類の飲酒好き。
どうなる事やら・・・。
案の定、陽の落ちかけたファミレスから、手を握りながら。
握った叔母の手は、すっかり老人の手になっていました。
ほんの僅かな距離だけれど。
減税男の修行「経行」でした。