歳入に問題があるのではない!
「歳入に問題があるのではない。歳出に問題があるのだ」
米国カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツネガー(共和党)の就任直後の演説より。
2010年度の予算編成が山場を迎えている。
赤字国債の発行が当たり前のような扱われ方である。
40兆円の「赤字国債」に頼った予算編成は納税者を愚弄しているのだ。
消費税に換算してみると、およそ20%にもなる。
「政府で使う金がないから、来年は消費税25%にします」であれば将来世代にツケをまわさないことになる。
投票したことのない子供たちにツケをまわすことは民主主義に反している。
「消費税を増税する」などという天下の愚策を推奨しているわけではない。
歳出に問題があるのだ。
すでに充分すぎるほど日本の納税者は「税」を支払っているのだ。