政治不信だけではない
議員は選挙によって淘汰される。
納税者は、限られた情報の中から多面的に考えて「選択」を行う。
変革を実行できる機関は立法府だけだから真剣に期待をするのだ。
減税男は(現存する)特定の政党を支持していない。
「政府を整理縮小する」「国民負担(税金)を減らす」政党がないからだ。
一般的に言えば官公労の顔色をうかがっている政治家には出来っこない。
構造的な巨大利権のおこぼれに満足している政治家にも出来っこない。
しかし、行政(最近は司法もここにいるような気がする)改革をマジでやる気になって、支持率が高くなってきた民主党。
テレビを賑わしている西松建設からの献金事件も、日本のすべてをコントロールする一部の利害関係者たちが「政権交代するとマズい!」と思ったのだろう。
そもそも「法」とは権力者の横暴や圧政から民の自由を守るためにできたもの。
法という「強制力」をコントロールする立場にある政府は小さいほうが良い。
強制力の代表は「税」である。
ゆえに税は、公平で均一で安い必要があるのだ。
納税者はこのような時こそ、ことの本質を考えるべきだ。