地方主権と市町村合併
政府が主導した「平成の大合併」。
当然、議員の数は減った。
しかし、職員数は減っていない。
地方自治体予算から見ると、もともと議員の歳費は大きな額ではない。
合併によって効率化がはかられ、職員数が減るなどということはなかった。
当然ではあるが、納税者の負担が減るなどということはない。
それどころか、合併特例債で釣られ、納税者に多額の借金を背負わせた。
「合併して良かった!」などという声はとんと聞いた試しがない。
そして、声高にセットメニューのように語られていた「地方主権」は、どこに行ってしまったのだろう。
だれのための改革なのだろう?