Web通信 -2005.7.12-

◆JTRがC.W.ニコルさんのお膝元を訪ねる!◆


長野県と新潟県の県境を流れる関川の上流です。
苗名の滝は荘厳でした。
マイナスイオンがいっぱいです。
この風景は人の手があまり入っていない、よい状態です。

苗名の滝から約800メートル下流にはこんな立派な「関川第一砂防ダム」がありました。
ガ〜ン!

平成15年11月(?)に完成したこの砂防ダムは僅か1年半で、既に砂がこれだけ堆積し、もう役目を終えてしまいました。
何のために使った総工費6億円だったのでしょう。
奥に見えているのはお魚が遡上できるように作った「魚道」です。
でも、「お魚さんはトンネルはくぐりませんよ」と地元の漁師さんは言っていました。

砂防ダムから下流はこんなことになっています。
一見きれいですが3面張りコンクリートの上に大きな石を配置しただけです。
こんなところには自然の生態系は存在しません。
たった6億円の予算消化の為の砂防ダム一つで、自然豊かな「関川」の生態系は消滅します。

ニコルさんと松木さんの案内でダムを見学した後、
宿泊の「ペンション竜の子」で、しこたま飲んでしまいました。
環境を良くするために「環境税」の創設は意味がないというお話で意気投合です。
乾杯の音頭はもちろん「ゲンゼイ!」です。

「減税男」が「アファンの森」に参上です。
政府が行う「しがらみ森林政策」と、やる気でやってる「NGOの心ある森林政策」の大きな違いがよくわかりました。

税金を投入した森づくりはこんなザマです。
暗く、もやしのような杉がいっぱいです。
土砂崩れが起こるのもうなずけます。
この森に保水力はありません。

やる気でやってる「アファンの森財団」常務理事の松木さんが案内をしてくれました。
木漏れ日が入る明るい居心地の良い森です。この森には多様な生物が森の生態系を織りなしています。
森を愛する松木さんは「100年後の森ために今日の作業をしている」と言っていました。

国有林とアファンの森を隔てる三面コンクリートの用水路です。
この用水路で小さな生き物にとっては「大きな罠」になってしまいます。ニコルさんは「何度もヘビが流されているのを見た」と言っていました。
ヘビでも這い上がれません。

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