◆ 第32回日本公認会計士協会 学術賞を受賞 !◆
「お役所」の会計にも変革の時代が到来
弟32回日本会計士協会 学術賞を受賞!
『公会計の理論』吉田寛博士著 東洋経済新報社
吉田寛博士(日本税制改革協議会の納税者の日策定委員会委員長)の『公会計の理論』が去る7月6日(火)日本公認会計士協会定時総会において第32回日本公認会計士協会学術賞を受賞しました。
学術賞の選考対象となった441冊の中には『自治体経営の行政評価制度』中地宏編著も候補となっていたそうです。
中地宏氏は、日本公認会計士協会の元会長であり、石原慎太郎東京知事のもとで都民の負担を明らかにしないバランスシートを「機能するバランスシート」として報告していました。
学術賞の審査委員会は、中地宏氏の「従来からのルールに従った公会計」を排し、吉田寛博士の「税の運用を委ねられた行政責任者のモラルによって作成するあるべき公会計」を選択しました。
日本公認会計士協会の選択は、税の運用が納税者をして承諾できるモノでなければならないということに気づいたという点で評価で
きるモノと言えます。
後の公会計を指導する著者に謝意を示す
奥山日本公認会計士協会会長(左)これをうける吉田寛博士(右)