~環境と農業は生き物の視点から~
環境会計研究会 in 大崎市田尻町
環境に悪い影響を与える者もいれば、良い影響を与える者もいます。環境問題は、誰かが命令しただけで、解決するものではありません。この問題を解決する能力のある者を見出すことが必要です。
環境再生という仕事の価値もまた、結果にあります。生物多様性を測定する「kikyo」という単位を利用することで環境再生に取り組む人の能力を把握することができます。能力のある人に環境再生を任せることができるのです。
漠然とした環境破壊の不安に対して、「kikyo」は、環境の状態を測定することで環境再生を任ねられた者の能力を明らかにします。外部経済とされてきた環境再生を、市場で取引することが可能になるのです。
日本の農業は、「減反政策」や水田生態系を破壊する「圃場整備」「生き物を殺す農薬の使用」「石油に依存した農業」などを「農水省」や「農協」を中心に国策として推進されてきました。
雁音農産開発有限会社は、宮城県大崎市田尻町の150の農家と共同して、農協に頼らない “生き物と共生する田づくり”を推進しています。そこには『田んぼに生息していたカエルやドジョウが「食」の安全を保証する田づくり』があります。
雁音農産のつくる「雁音米」の田づくりの現場を確認しながら「環境会計研究会」を開催します。
■主 催:公会計研究所/人と自然の研究所/千葉商科大学会計専門職大学院
・事務局:JTR 日本税制改革協議会
申込み連絡先:
JTR 日本税制改革協議会 担当:西弘次
東京都港区赤坂1-3-15 第2中田ビル7階
TEL/03-5545-7280
FAX/03-5545-0931
e-mail/info@jtr.gr.jp
■環境会計研究会
・日 時/2008年5月24日(日) 11:00~18:00(開場:10:30)
・会 場/公園の中の宿「ロマン館」 TEL:0229-39-2424
・対 象/地方自治体議員及び首長とその候補者、企業のCSR担当者、
環境NGO、研究者、公認会計士、公務員など
・定 員/40名(申し込み先着順)
・参加費/10,000円(2度目以降の参加者と学生は5,000円)
※昼食は参加費に含まれます。
・講師との意見交換会/18:15~20:15(希望者のみ)
・参加費/5,500円
※会場の食堂にて夕食を兼ねて開催します。必ず事前にお申し込み下さい。
■宿泊
・宿泊所/公園の中の宿「ロマン館」
・宿泊費/4,500円(朝食代込み)
※4人部屋での相部屋となります。予めご了承下さい。
■オプショナルツアー
・日時/2008年5月25日(月) 8:00~13:30頃
・参加費/5,000ん円(バス・昼食代込み)
※研究会及び懇親会の参加費は、当日受付にてお支払い下さい。
【スケジュール】
■環境会計研究会 2009年5月24日(日)
10:30 開場
11:00~11:20 千葉商科大学大学院のご紹介
11:20~12:20 『環境再生の誤解と真実』/野口 理佐子
12:20~14:50 昼食(おにぎり弁当をご用意します)
現地視察『生き物と共生する田作り』/小野寺 ひかる
14:50~15:50 『これからの農業と政策のありかた』/小野寺 ひかる
16:00~16:10 『食の安全は誰が守るか?』/内山 優
16:10~17:20 『生き物に聞く環境会計』/吉田 寛
17:30~18:00 『子供にツケをまわさないために』/野口理佐子、JTR 日本税制改革協議会
18:00 終了
18:30~20:30 講師との意見交換会&夕食(ミヤギノポークの豚しゃぶ)
※宿泊者及び希望者
■ オプショナルツアー(希望者のみ) 2009年5月25日(月)
8:00~11:00 現地視察『耕畜連携から消費まで』
●加護坊山にて地域全景の確認
●豚・赤牛の放牧現場(高橋牧場)
●ハム工場見学(田尻ハム)
●酪農の現場(ハートフルジャージー牧場)
12:00~13:00 昼食(農家レストラン蔵楽)
13:00~13:30 ロマン館に戻り解散
■ 駅や空港から送迎いたします
※車の手配がありますので、お時間など事前にご相談・ご予約下さい
【お迎え】 (5月24日)
仙台空港 9:40(多少の時間変更は可能ですのでご相談下さい)
JR古川駅 10:00
JR小牛田駅 10:30
【お送り到着予定】(時間は目安ですご注意ください)
・5月24日
JR小牛田駅 18:30、20:45
JR古川駅 19:00、21:15
仙台空港 19:20
・5月25日
JR小牛田駅 14:00
JR古川駅 14:30
仙台空港 14:50
【オプショナルツアー】
田尻町の「耕畜連携から消費まで」の現場とラムサール条約登録湿地「蕪栗沼」視察
■ 「耕畜連携から消費まで」の現場視察
● 高橋牧場と田尻ハム
獣医が本業の高橋代表が「放牧した豚や牛は病気が少ない」事に20年ほど前から気付き放牧をはじめました。狭い畜舎と違ってストレスの少ない放牧で豚や赤牛を育てる事で、より栄養価の高い上質で柔らかい肉となるのです。
その肉を使った「手作りハム」は美味し過ぎる!と口コミで広がり、好評を得ています。その牧場と工場を視察します。
● ハートフルランドジャージー牧場
ハートフルランドジャージー牧場では、お客様に本当に「おいしい!」を体験してもらうべく、「うまいもの塾」という農業体験塾を開いています。5月は田植え、7月は乳搾り…というように、各季節に合わせたメニューをご用意しております。また牧場の工場&直売所ではアイスクリームやヨーグルトが人気です。ここでは工場と直売所を視察します。
● 体験型農家レストラン 蔵楽
「農家がつくった手づくりの味を気軽に楽しめる場所」として出来た、蕪栗沼そばのレストランです。メニューは季節の野菜、蕎麦と豚料理が中心ですが、ここではソーセージづくり体験・そばうち体験・野菜収穫などの農業体験も出来ます。蔵は明治時代に築かれたものです。
■ラムサール条約登録湿地「蕪栗沼(かぶくりぬま)・周辺水田」視察
1971年にイランのラムサールで開催された 「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」においてラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)が採択されました。
現在、世界でのラムサール条約登録湿地は1591ヶ所。そのうち日本国内では37ヶ所が登録されていますが、そのうち北海道に12ヶ所、沖縄県が4ヶ所、宮城県3ヶ所、新潟県2ヶ所と続きます。それ以外は一つの県に複数は登録されていません。
宮城県では「伊豆沼・内沼」「化女沼」と、大崎市、登米市、栗原市にまたがる「蕪栗沼・周辺水田」が登録されています。登録に周辺水田も含まれている場所は幾つかありますが、名称に「水田」と明記されているのは世界で唯一「蕪栗沼」だけなのです。
蕪栗沼は天然記念物の真雁が最大で60,000羽が集まる世界的な越冬地です。
その雁たちは「蕪栗沼で眠り、周辺の水田で餌をとります」。その為に蕪栗沼のある大崎市田尻町(合併前は田尻町)の周辺農家は「ふゆみずたんぼ」や「生き物と共生する米づくり」など様々な形で条約履行に協力しています。
蕪栗沼を地元NPOの「蕪栗ぬまっこくらぶ」の皆さんのガイドで視察するとともに、田尻町の「耕畜連携と消費」などの現場も見学してまわりす。
※5月の時期には雁はおりません。予めご了承下さい。
■主 催:公会計研究所/人と自然の研究所/千葉商科大学会計専門職大学院
・事務局:JTR 日本税制改革協議会
申込み連絡先:
JTR 日本税制改革協議会 担当:西弘次
東京都港区赤坂1-3-15 第2中田ビル7階
TEL/03-5545-7280
FAX/03-5545-0931
e-mail/info@jtr.gr.jp
■申し込みは文末からpdfをダウンロードの上FAXか、
以下のフォーマットをお使いの上メールにてお願い致します。
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【環境会計研究会in大崎市田尻町 参加申し込み】
・お名前:
・ご住所:
・お電話:
・FAX:
・e-meil:
以下のいずれかを選択ください(複数可)
1/( )議員
2/( )知事・市町村長
3/( )議員候補
4/( )知事・市町村長候補
5/会社経営者や会社員
6/環境NGO
7/研究者( )
8/公認会計士
9/公務員
10/学生( )
11/その他( )
◆以下の4項目の参加の有無をお知らせ下さい
1/環境会計研究会参加(10,000円or5,000円)の有無→
2/講師との意見交換会(5,500円・夕食も兼ねる)参加の有無→
3/宿泊(4,500円・朝食代込み)の有無→
4/オプショナルツアー(5,000円・バス昼食代込み) 参加の有無→
◆送迎が必要な方は該当するものをご記入下さい
※車の手配がありますので、お時間など事前にご相談下さい
【お迎え】 (5月24日)
仙台空港 9:40(多少の時間変更は可能ですのでご相談下さい)
JR古川駅 10:00
JR小牛田駅 10:30
【お送り到着予定】(時間は目安ですご注意ください)
・5月24日
JR小牛田駅 18:30、20:45
JR古川駅 19:00、21:15
仙台空港 19:20
・5月25日
JR小牛田駅 14:00
JR古川駅 14:30
仙台空港 14:50
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■開催チラシ&申込書のpdf
・環境会計研究会in大崎市田尻町(表裏4ページと申込書 944KB)
・環境会計研究会in大崎市田尻町/表(188KB)/中01(248KB)/中02(216KB)