環境というがけがえのない財産は、私たちの世代で損うことのないよう、次世代を担う子どもたちにしっかり継承していかなければなりません。近年では多くの企業が、環境会計報告書を作成し、環境に与える悪い影響を最小限にするよう努力していることを伝えてきました。多くの消費者の需要に応えなければならない企業の環境への影響は、無視できない大きさになっているからです。一方で環境再生を黙々と続けている人達もいます。
企業が環境に与える影響を悪い影響からニュートラルへそして良い影響へ転換することが求められています。多種多様な能力と技術を持つ人が市場に参加することで「市場は活性化」します。市場は良い品物と悪い品物を峻別するからです。
「子供にツケをまわさない」ためには、環境に悪い影響を与えている企業と、環境再生にいそしむ人々のより強い協働が必要になります。「環境への影響の評価」の指標が明らかになることで次のステップは見えてきます。
そこで今までにない視点で、環境再生の現場の実体験を通して「生物多様性の視点からの環境再生と新しい環境会計」の講座を開催いたします。
企業担当者、研究者や地方自治体関係者はもちろん、環境NGO、市民や議員の皆さまにも幅広くご参加いただき、「子供にツケをまわさない」ために“一緒にはじめる場”としたいと願っています。どうぞお気軽にご参加下さい。
・日 時:2008年9月25日(木) 9:50〜16:50(会場:9:30)
・参加費:8,000円(学生は4,000円)
・対 象:地方自治体議員及び首長とその候補者、企業のCSR担当者、
環境NGO、研究者、公認会計士、公務員など
・定 員:60名(申し込み先着順)
・会 場:Galleria商.Tokyo
(千葉商科大学 丸の内サテライト)
※昼食は各自でご用意ください。会場への食事・飲物などの持ち込みも可能です。
建物地階にはコンビニエンスストアや飲食店が沢山あります。
・交流会:17:15〜19:15(希望者のみ)
・参加費:4,000円
※会場地階のお店にて開催します。当日の昼休みまでにお申し込み下さい。
※研究会及び懇親会の参加費は、当日受付にてお支払い下さい。
・主 催:公会計研究所
・事務局:JTR 日本税制改革協議会
・連絡先:〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-15
第2中田ビル7階
TEL:03-5545-7280 FAX:03-5545-0931 e-mail:Info@jtr.gr.jp
スケジュール
■2008年9月25日(木)
・開場 9:30
・千葉商科大学大学院のご紹介 9:50〜10:05
・『環境再生の誤解と真実』 野口 理佐子 10:05〜10:45
・『RICOHの取り組む
環境経営と生態系保全』 岸 和幸 10:55〜12:25
・昼食(各自でご用意ください) 12:25〜13:30
・『生き物に聞く環境会計』 吉田 寛 13:30〜15:00
・『環境税をどう考えるか』 内山 優 15:10〜15:40
・『生物多様性と環境再生』 野口 理佐子 15:50〜16:50
・懇親会(希望者のみ) 17:15〜19:15