【JTR 国会勉強会】
日本の農業政策の現実
中国の餃子事件以来、輸入食品への不信が高まり、自給率低迷に国民の不安が高まってします。世界的にも気候変動や小麦の高騰など、食糧危機が叫ばれ、「食」の問題つまり農業政策は、国民の生死と直結している問題になっています。しかしながら、相変わらず日本の農業政策は、「減反政策」が年々過酷になるうえ、全国各地の水田生態系を無視した基盤整備、効率化だけを求め石油に依存した農業を推進し、「食」の安全どころか、田んぼに生息していたカエルやドジョウでさえ生きられない国土と自立できない農家を増やしています。
今回の国会勉強会は、宮城県田尻町で農協に頼らずに自ら地元150農家を組織して“生き物と共生する米づくり”を推進している雁音農産開発有限会社から「農家の嫁」をお招きして、日本の農業政策の実際の問題点を現場の声としてお伝えします。
国会における政策決定に大きな影響を与えるものになることと思います。
万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願いいたします。
開催日時 平成20年9月24日（水）午後1：30 〜 3：00
開催場所 参議院議員会館 会議室は未定、出席希望者には後ほど告知します。
（午後1：00 〜 1：30までロビーにて入場券をご用意しています）
講 師 小野寺ひかる氏 1977年生まれ。
酪農学園大学 酪農学研究科修士課程修了後、宮城県北部小野寺家の長男の嫁となる。雁音農産開発有限会社に入社し、地元150農家による“生き物と共生する雁音米”の生産販売を手がける。2007年「ビオトープ管理プロ養成実践講座」を修了し、生物の視点からの農業に力を入れ、田んぼの生物たちと共生する稲づくりの指導を行っている。
主 催 日本税制改革協議会、人と自然の研究所、JTR署名人連絡会準備会
協 力 参議院議員 尾立源幸事務所
連 絡 先 JTR日本税制改革協議会 TEL：03-5545-7280 mail：info@jtr.gr.jp
※会場準備の関係上、お手数でも事前に参加連絡をお願いいたします。