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誤った経済政策は国を滅ぼす

1970年にイギリスで『ミルク泥棒!』と痛烈な抗議を受けた女性がいた。
教育関連予算の削減を迫られていたので、学校における牛乳の無償配布を廃止したためである。1979年にイギリスの首相となったマーガレット・サッチャーさんが科学教育相の時のことである。

サッチャー首相は、税金を垂れ流す国営企業を次々と民営化し財政支出を削減し、所得税、法人税を減税した。同時に、しがらみだらけの政府による規制を緩和し、金融政策を正常なものにした。
当然、失業率は増大した。

質素倹約と自己責任・自助努力を旨とした父を尊敬していた。
サッチャーさんは「人間として必要なことは全て父から学んだ」とたびたび口にしている。また、大学生時代にはフリードリヒ・ハイエクに傾倒していた。

彼女の名言と言われるものはいくつもあるが、減税男はこれが好きである。
「金持ちを貧乏にしても、貧乏人が金持ちになることはない」

今月のCATO Instituteからの Policy Report より
“ Giving money and Power to government is like giving wisky and car keys to teen age boys “(政府に金と権力を与えることは十代の若者に酒と車の鍵を渡すようなものである)
誤った経済政策は国を滅ぼすことになる。

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