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「豊かさ」とはなにか part2

JTR日本税制改革協議会が企画、運営を事務局として担当しました。
『環境会計研究会 in 大崎市田尻町』
〜子供にツケをまわさない農業政策とは〜環境と農業は生き物の視点から〜
5月24日(日)、およびの25日(月)
減税男、西ひろし、まるこ事務局員は事前準備もあり23日(土)に現地入り。
当然、経費節減のため、まるこ事務局員の愛車・通称ヴィーちゃんで土曜日料金1,000円の高速道路を使います。
JTR事務所を23日(土)15時、資料積み込みを終了して出発!
ちなみに、まるこ事務局員は宇都宮から駆っとばして来ているので、土曜日のヴィーちゃんの走行距離は700キロくらいでしょう。
いろいろあった(参加者のみが知っている微笑ましい笑い話)土曜日の締めくくりは宿泊場所を提供してくださった「雁音農産開発」のある小野寺邸で打合せ。終了したのは午前0時を回っていました。

開催会場は大崎市にある、公園の中の宿「ロマン館」
参加者は青森県、南は鹿児島県、東海地区、北陸、関東などからも。
地方自治体議員、自治体職員、学生などなど総勢20名ほどです。

第1日目 24日(日)
千葉商科大学大学院の紹介 11:00〜11:20
野口理佐子講師 『環境再生の誤解と真実』 11:20〜12:20
小野寺ひかる講師 『生き物と共生する田作り』現地視察 12:20〜14:20
小野寺ひかる講師 『これからの農業政策のあり方』 14:50〜15:50
減税男 『食の安全を誰が守るか?』 16:00〜16:10
吉田寛講師 『生き物に聞く環境会計』 16:10〜17:20
事務局と野口理佐子講師 『子供にツケをまわさないために』 17:30〜18:00
講師との意見交換会&夕食 18:30〜20:30
ミヤギノポークの豚しゃぶしゃぶ

第2日目 25日(月)希望者のオプショナルツアー
現地視察『耕畜連携から消費まで』 8:00〜11:00
高橋牧場 豚・赤牛の放牧現場 経営者・獣医師 高橋さん
田尻ハム ハム工場&直売所 見学
ハートフルジャージー牧場 工場&直売所 見学
ラムサール条約登録湿地『蕪栗沼(かぶくりぬま)』見学 11:00〜12:00
「NPO蕪栗ぬまっこクラブ」のガイドによる
昼食 農家レストラン『蔵楽(くらら)』 12:00〜13:00
その後、ロマン館に戻り、解散。

自然と共生する田尻の皆さんの献身的なご協力を得て、盛りだくさんの『環境会計研究会 in 大崎市田尻町』が仕上がりました。

たくさんの人たちの『幸せ』を感じました。
政府や農協が絡まないと、こんなにも『豊か』なのですね。
もう、やめましょうよ!
電気や石油を使わなければできない農業
コンクリートを流し込む圃場整備
麻薬のように使い続けなければならない殺虫農薬
生き物が共生できない生態系の中でつくられた農作物

今回ご協力を頂いた皆さんは、例えるなら「野球チーム」のようです。
初日の夕食時に「雁音米」の生みの親・生産者であり、小野寺ひかる講師の義父である、小野寺實さんとお話しさせていただきました。
「はじめた時は変人扱いされた」
「農家は各地の事例を現地に行って見る、そして学ぶべき」
「自分を受け入れて欲しいように、他人をあるがまま受け入れる」
などなど、日焼けした笑顔でおっしゃっていました。

永田町や霞ヶ関の人たちには「真の豊かさ」つくれません。
せめて、邪魔をしないでやってくださいね。

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