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日経新聞のコラム「一目均衡」

先月、9月30日だったろうか「テンプルトンの遺言」というコラムが日経新聞にあった。もちろん「テンプルトン」というのは、今年7月に95歳の生涯を閉じたジョン・テンプルトン卿のことである。
記事によると「テンプルトン氏は60年代に誰も関心を持たなかった日本株を大量に買い、バブル崩壊前の80年代に売り抜けた手腕は世界的に知られている」とあった。氏は大恐慌、世界大戦、また数々のバブルと崩壊を知っている。
文中ある名文句を拝借したい。
「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」。

今回のサブプライムローンの破綻は、世界の金融市場に大きな影響を及ぼしている。サブプライム問題の根源は「個人の問題」である。
マネーゲームはゲームである。
ゲームだから、勝者と敗者が生じる。
解決に政府が関わる。
また善良なゲームにも加わっていない納税者が被害にあうことになる。

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